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標茶町郷土館
塘路駅逓所は明治23年6月に設置され、釧網線が開通した翌年、昭和3年6月30日にその役目を終えて廃止となりました。
なお建物自体は明治17年に漁業番屋として、家主自らが釧路川の流木を使い建てた建設されたと伝えられ、駅逓廃止後は、一般の民家として昭和40年代まで使われました。
梁はヤチダモを使った丸太組みで、天井を張らずいつでも見学できる構造になっています。
駅逓は、明治初期より北海道の開拓推進のために作られた北海道独特の施設です。標茶周辺に設置された駅逓所は、およそ20qごとに1施設設置されていました。
駅逓所では、旅人が泊まる宿であると同時に、次の駅逓所まで荷物を運ぶ人や馬を貸し出す事を業務としており、交通網の発達が遅かった地域の発展に大きな影響を与えました